看護師には頭痛持ちが多いです。
生活リズムの乱れや疲労によるものもありますが、原因の一つに「お団子ヘア」「ポニーテール」があります。
「ポニーテール頭痛」という言葉があるぐらいです。
ポニーテール頭痛の原因やその他の対策については、以前記事を書いたので、良ければ参照してみてください。
看護師は仕事上きっちり縛らなければいけないし、最低日勤で8時間、夜勤などでは長くて16時間ぐらい髪の毛をまとめている必要があります。
髪の毛を縛っている時間が長いほど、頭皮に負担がかかるので頭痛になりやすいです。
私、やみかんも病棟で勤務している看護師です。
髪の毛の長さはセミロング、髪の毛の量が多くまとまりにくいです。
そのため、きっちり縛ると日勤の終わりには頭がギュ~っと締め付けられるような痛みに悩んでいました。
三蔵法師が孫悟空を叱る時「緊箍児(きんこじ)」を締め付ける、みたいな描写があったと思いますが、まさにあのイメージ。
ひどくなると頭がガンガンしてきて気持ち悪くなることも…。
仕事に集中できずたまったものじゃありません。
なので、色んなヘアアイテムを試し、最近では頭痛の頻度が減ったかなと思います。
今回は、そんな経験をふまえて看護師さん(もしくは看護学生さん)に向けた頭痛になりにくいおすすめのヘアアイテムを紹介していきます。
頭痛におすすめヘアイテム①細いゴム(おすすめ度★)
太いゴムだとガッチリと髪の毛が固定されますので、その分頭皮に負担がかかり頭痛が起こりやすいです。
比較的細いゴムの方が頭痛が起こりにくいようです。
細いゴムですと「プチゴム」「シリコンゴム」などと呼ばれている、透明感のあるゴムが髪の毛が絡まりにくくおすすめです。(名称統一されておらず、人によって呼び方が違うみたいです)
とはいえ、髪の毛の量が多い方は細いヘアゴムだとすぐに崩れてしまい心もとないですよね。
私も細いゴムでは髪の毛がほどけやすかったです。
また、すぐに伸びてしまうので繰り返し何度も使うのには向いてません。
消耗品と割り切って使いましょう。
この方法は髪の毛が細い方、量が少なめ~普通ぐらいの方向けです。
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頭痛におすすめヘアイテム②シュシュ (おすすめ度★★)
シュシュで結ぶことで、ヘアゴムよりはゆとりができますので頭が痛くなりにくいです。
シュシュは大きさが色々ありますから、髪の毛の量や長さによってサイズを調整できるのが嬉しいですね。
私もシュシュを付けていて頭痛になったことはあまりないです。
ヘアゴムよりはほどけやすいですが、細いヘアゴム(シリコンゴム)よりほどけにくい印象です。
サイズだけでなく、デザインやカラーが豊富なのも嬉しいですね。
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頭痛におすすめヘアイテム③スプリングゴム (おすすめ度★★)
昔の電話線のコードのようならせん状のヘアゴムがスプリング(ばね)ゴムです。
スプリングになっているため、髪の毛に直接、接する面は少ないですが髪の毛をまとめる力はあります。
スプリングゴムでも頭痛が起こりにくくなります。
職場のルールが厳しいところでも、黒や茶色のスプリングゴムは目立ちにくいのでおすすめです。
また、お団子ヘアやポニーテールは髪の毛にあとがつきやすいのですが、スプリングゴムを使うことで髪の毛のクセを軽減できます。
仕事の後に出掛ける用事がある時や、ヘアスタイルを乱したくない方にもおすすめですね。
また、個人的には濡れても大丈夫な素材なので入浴介助や、自宅でお風呂に入るときなどにも重宝しています。
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頭痛におすすめヘアイテム④ヘアクリップ(おすすめ度★★★)
私が使用した中で、頭が痛くなりにくく、髪の毛の固定力も一番すぐれていたのはヘアクリップです。
ゴムと違って、髪の毛が引っ張られる個所が広いので、負担がかかりにくいです。
狭い範囲と広い範囲では、同じ力が加わった時、広い範囲のほうが全体に力が分散するからです。
合わせて大切なのが、重さです。
ヘアクリップが重いと、頭が後ろに引っ張られます。(ポニーテルをして走ると髪の毛が重い!って感じることはありませんか?あんな感じです)
すると、頭が後ろに傾かないためにいつも以上に力を入れることになるので、筋肉を使うため頭痛や肩こりになりやすいです。
なので、ヘアクリップは軽いものを選びましょう。
全体が上下に開くタイプのものや、バナナクリップなどいろいろ種類がありますので、使いやすい方を選ぶのがいいですね。
髪の毛の量が多い人は、しっかり収まるように大き目タイプを選びましょう。
もしくは小さいクリップを2~3個使用してまとめる手もありますね。
ヘアクリップも、スプリングゴムと同じように髪の毛のクセがつきにくいです。
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まとめ
以上、頭痛対策におすすめのヘアアイテムを紹介してきました。
髪の毛の量や質はさまざまなので、おすすめ度と頭痛対策効果が比例しないこともありますが、よければ試してみてください。
自分の体を大事にしながら、働きましょう!
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